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それさえもおそらくは平穏な日々Ⅱ
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せんちゃん
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技術系
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スポーツ観戦・史跡巡り
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セレッソ大阪サポーター

遠征の合間に各地の
城跡巡りをするのが楽しみです。
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写真は2009年3月に靖国神社に行った時に撮影した遊就館に展示されている零戦五二型です。

さて、先ほど予備知識無しで、映画を見てきました。
主役が岡田君という事で、正直大丈夫かなぁと心配でしたがなかなかの演技でした。
脇を固める田中泯、橋爪功、これが遺作になってしまった夏八木勲。
素晴らしかったです。

いつも書くレビューはひたすらオタ目線でのツッコミ満載になるのですが、今回はやめときます。
もちろん、結構ありましたけれど……
航空母艦赤城の出来栄えに免じて許す!(笑)
日本映画のVFXもここまできたか。
加賀、飛龍、蒼龍も出してほしかったなぁ……

妻と子供のために必ず生きて帰る。
そんな事、口に出して言えない時代(出しまくってましたけれど)、実力はあるのに乱戦を避けて臆病者の誹りを受けながらも生きて帰ることを大事に考える宮部。
けれど、ただの卑怯者では映画を観てる者の心は共感出来ない。
物語では生還を諦め自爆しようとする部下を引き留めるために、わずかな燃料で引き返して来たり、死ぬ事を恐れない部下に本気で怒ったり。
教官となっても、教え子を死地に送りたくない一心で彼らの試験を不合格にし、事故死した教え子の名誉を守るため、上官に逆らう。
とても本当の臆病者には出来ません。

そんな彼がかつての教え子が特攻隊として出撃する護衛部隊に配属されてしまう。
教え子の犠牲の上に自分が生き長らえる事に焦燥し次第に精神が追い詰められ、ついに自ら特攻を志願する。
特攻の日、自分の機体のエンジンに不具合のある事に気付いた彼は教え子の機体と交換し、妻と子を教え子に託した。
自分が助かるかもしれないのに、あれほど生きる事に執着してきたのに。
最後の笑みは家族を教え子に託した事で、ようやく生への執着から解放され、家族のもとへ帰れるという思いからだったのかな。
生まれ変わってでも戻ってくるって約束してたものね。

やばいぞ、このまま映画が終わって、周囲が明るくなった時に泣いてたらやだなって、思ってたら最後にやらかしてしまいました。
歩道橋のシーン、これぞ(悪い意味での)日本映画。

零戦が時空を飛び越えて来やがった!
それはやったらアカンやろが!

あと、夏八木さんにわざとらしく「松乃を助けたのは誰だったんだろう」なんて言わすな!
観てる人は田中泯さんだって皆気付いてる!

ついでにふざけた合コンのシーン。
「特攻隊と自爆テロは違う」ってもっと強調しろ!

という訳で、すごくいい映画でした。
(=゚ω゚)ノ
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おうちで見よう。

って、金曜ロードショーはのたまっておりますが……

昨夜の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
性的な話多すぎだろ!
小4の小豆と見ていて困ったわ!

数奇な人生ではなく性癖の人生でしたね。

ところで、タグボートの船長、「日本軍と戦う」とおっしゃってましたが、現れたのはUボート?
乗組員がどう見ても日本人ではありませんでした。
大体、船団を沈めた海域でいつまでも潜水艦がウロウロしますか?
魚雷撃ったら、全速力で逃げますよね?
しかも浮上航行してきてボートに機銃掃射など有り得ない!
それだけでも自決ものの行動ですが、その上、ボートに追突されて横転??
艦長、生き延びたら間違いなく軍法会議もんですな。
と、マニアックな話は置いといて……

主人公、親父を許さずにちゃっかり財産だけは貰ってたのか、と思いきや、TVのほうで仲直りのシーンをカットしていたそうだ。
他にカットするトコなかったんかいな。
サザエさんが台所で落とした角砂糖。
身をかがめてテーブルの奥まで手を伸ばし、「あったあった」とそのまま受け皿に載せて客に出す。
客が戸惑い、よく見るとそれはタラちゃんが落したサイコロ・・・

製作側はサイコロと角砂糖を間違えたサザエさんで笑いを取りたかったのか知らんが、問題はそこではあるまい。
床に落した角砂糖をそのまま客に出す事に誰も疑問を持たなかったのだろうか?

笑えるどころか、家族全員ドン引きしました。
テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル
「天と地と」(1月6日)

運は天にあり
 鎧は胸にあり
  手柄は足にあり 
いつも敵を掌にして合戦すべし
疵つくことなし
死なんと戦えば生き
生きんと戦えば必ず死するものなり
家を出ずるより
帰らじ思えばまた帰る
帰ると思えばぜひ帰らぬものなり
不定とのみ思うに違わずといえば
武士たる道は不定と思うべからず
必ず一定と思うべし

いやな予感はしたので、寸前まで見ないつもりでしたが、つい、魔がさしました。

ええっと…無茶でしたね。
2時間ちょっとでやるには無理すぎる内容です。
そのくせ余計なもん色々くっつけちゃったもんだからもう、ドタバタ(爆)
くだらないシーンに時間取って、大事な場面はスっ飛ばし!
すんごいダイジェスト版だわ。
話し飛びすぎで普通の人には展開が読めないだろ!

天守閣がどうのとは言いません。
大熊朝秀討ち取られちゃっても知らん人にはわかりません。
でもね…

北大路毘沙門天に腰抜かしてたら、

「いきなり妻女山にいるのかよ!」
「もう川中島かいっ!」

さらに、
駆け引き無しの川中島!
山本堪助、槍で瞬殺!
通説無視した一騎打ち!
さらに首を差し出す信玄に「また会おう!」

悪い意味でごっつい斬新な川中島だなっ!

そして時間が間に合わずに最後は字幕かよ…

あぁ、正月休み最後の夜が…
時間返せ。
年末に観てきました。

わずか60年前に、この地で本土を守る為に散っていった2万名の人達の事を、世の中の多くの人達に知ってもらう意味で、とても素晴しい映画だったと思います。

一番恐れていた「アメリカ人監督とスタッフ」=「日本人に対する偏見や誤解の描写表現」がほとんど見られなかったのも良かった。
そして「これがハリウッドだ!」と言わんばかりの迫力のある爆撃シーン。
確かに日本映画で、ここまでの迫力は出せまい。
但し、本当の戦場はこんなものではなかったと聞きます。
島が粉々に吹き飛んでしまうとまで言われた、艦砲射撃・航空爆撃はさすがに撮影するには限界でしょうか。

一番良かったのは、やはり渡辺謙さんの好演ですね。
家族を思う優しさ、今までの軍人に無い合理主義者の知的さ、そしてやはり軍人だという凄み。
彼以上に栗林中将をこれだけの深みのある人物に演じれる役者はいないでしょう。
戦場で生きたいと願う兵士を好演していた二宮和也が演じる西郷は何だったのか?
実際、死際に「天皇陛下万歳」ではなく、「馬鹿野郎!」とこのような戦地に送られた国に怒りを露わにした兵士もいたそうです。
しかし、あまりにも現代人ぽい西郷。
観客を西郷の目で見せるためのそういった演出だったのでしょうか?
そして、中村獅童。
人間の強さと弱さを上手く演じてくれました。
狂信的なまでの思いと、その思いが折れた時の弱さと言うのでしょうか…
ただし、あの高性能地雷(笑)はいただけません。
私は水筒かと思いましたよ。何だかやけに軽そうでした。
実際に20キロの爆薬を抱いて、戦車に飛び込んでいった人達がいた事を、映画でも撮っていただきたかった。
西中佐を演じた伊原剛志も良かったのですが…
実在した人物でその最期は分かっていないのに、あまり話を作り過ぎると、引いてしまいます。
(それを言い出すと、栗林中将も最期は「ラストサムライ」になってましたが)
ただ、西中佐が戦車の車体を埋めて固定砲台として使ってた事まではよく調べたなぁと感心しました。
西中佐がチハ(九七式中戦車)の上に乗って、M-4戦車部隊に突撃したらどうしようかと心配してました。いや、マジで。
日本軍の当時の新兵器・噴進砲まで登場させたのは軍オタへのサービスでしょうか(笑)
加瀬亮演じる元憲兵も、戦場の中で変わる価値観を上手く演じていました。
その最期は「投降すれば殺される」と軍から教え込まれていた事が、あながち間違いではない事を教えていました。
(実際、少数部隊に投降すればこんな事もあったようです。こんな事するのは野蛮な日本兵だけだと思われがちですけれどね)
しかし、アメリカ映画でよく、こんなシーンが撮れたな…監督とスタッフに拍手だわ…あ、監督からして、「これは日本映画だ」って言ってたっけ?

ところで、夜中に日章旗出させたり、恐れ多くも陛下より頂戴した貴重な銃弾を犬に撃つといった場面はこの際、この時代の理不尽だった憲兵の表現と言う事で目をつむりましょう。
ただし、どうしても許せないのは、摺鉢山守備隊が洞窟の中で次々と手榴弾で自決した場面。
まだ戦える五体満足の兵士が自決なんてありえません。
「ほらほら、ハリウッドはこんな特殊メイクも出来るんだよ~」
と自慢こかれたようなグロな死体製造のオンパレード。
他でやってください。
手榴弾自決を軍の命令で行うのは動けない傷病兵のみです。
その辺り、シナリオ変えても表現出来るでしょ?
洞窟も何だか広くて、兵隊は健康そうだしなぁ…

本当にこの映画に心を打たれたのは、これが実話であって、そして映画以上に凄惨な話であった事。

この島を奪われれば、米軍の本土への空襲が容易になってしまう。
少しでも長く踏み止まり、愛する家族のいる日本本土への進攻を1日でも遅らせる決意で勝ち目の無い戦闘に臨んだ栗林中将と兵士達。
もちろん、映画の西郷のように生きて帰りたいという思いの兵士もいたでしょう。
降り注ぐ爆弾の嵐。
糞尿と死体・硫黄ガスと地熱といった劣悪な環境の中で、潜んでいた坑道は火炎放射器で焼き尽くされ、火炎の届かない所には毒ガスで、入口はブルドーザーで塞がれ、頭の上からは削岩機で開けられた穴からガソリンが。
やがて水も払底し飢えと渇きに苦しみ、栗林中将の戦死の後も生き残った日本兵は地下坑道に潜伏し抵抗を続けました。
それは、栗林中将の「無駄な玉砕はするな」「十人殺すまで死ぬな」の言葉を忠実に守っただけではなく、単に「生きたい」「投降すれば殺される」という思いからだったのでしょうけれど。
(最後の日本兵がアメリカ軍に投降したのは終戦から4年後だったと聞きます)

長く苦しい戦いが、映画ではあまりにもあっさりと終った気がします。
この辺りは限られた制約の中での、映画の限界でしょうか?

けれど、今、この映画以上に硫黄島の戦いを伝えられるものを作れる人はいないでしょう。
この映画を観て、少しでも多くの方が60年前に(自分の意思に関係なく)この国を守る為、戦い、そして辛く苦しい思いのうちに、ほとんどの人が亡くなったという事実を知っていただければ良いのではないかと思います。

いや、悪いくせでついついケチつけちゃったみたいですが、良い映画でした。
「父親たちの星条旗」は観てないのですが、DVDが出たらセットで買っちゃおうと思います。
手紙を届ける側にスポットを当てるとは、なかなかじゃないか…
と見るまでは、大いに期待してました。
実際に物資を届け、夜間爆撃に二度成功した根本正良氏のお話ですね。
何と実物大の一式陸攻を再現したというし…
が・・・

正直、ドラマじゃなくてドキュメンタリーだったら良かったなぁ…
生存者や遺族のお話、手紙の紹介で充分でした。

市丸少将が遺書としてアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトに宛てた『ルーズベルトニ与フル書』も、きちんと紹介して欲しかったですね。

ルーズベルトに対する痛烈な批判は、日米戦争の責任の一端をアメリカにあるとして始まり、さらに欧米諸国によるアジア植民地化を批判し、スターリンを首領とするソ連と協調しながら、ファシズムの打倒を掲げる連合国の大義名分の矛盾を突いていきます。

最後にウィルソン大統領失脚の同じ轍を踏む勿れの一文から、
TVではナレーションで
「戦後アメリカが世界平和に尽くすべきだ」
の一言で終らせるとは…酷いもんだ…

実際に根本氏が3機の一式陸攻で硫黄島に降りた時というのは、急いで荷を降ろし、行列を作って並んで待っている傷病兵を15人乗せて離陸する事でした。
そこに米軍機が来襲したそうですが、P-38の2機により、分隊長機、三番機は皆の見てる中で撃墜され、根本氏の二番機は、離陸を焦った三番機に割り込まれて逆に助かったそうです。
15名しか乗せられず、16番目の兵士の失意の顔が忘れられなかったそうですが、ドラマでもその辺りに触れてはいましたが…

そろそろ、突っ込みタイム…

滑走路に駐機している一式陸攻を無視して兵隊を襲う米戦闘機って…
12.7mmをくらったら体が千切れ跳ぶと思います。
23mm機関砲1門、12.7mm機銃4門を機首に装備させたPー38なのに隙間のあいた機銃掃射跡…
一式陸攻はいい戦闘機…はぁ?今、戦闘機って言った?
攻撃機だけど…
「いおうじま」・・・ですか?
本当に「竹槍」わざわざ空輸したのかなぁ…

イーストウッドには正直、見てもらいたくないと思いました。
最後のCM前のテロップにひっくり返りそうになりました。
「玉砕の島 根本の運命は 届くか最後の手紙 」
って、何なんだっ!
第二部「おぃ…全然似とらんぞぉ!」

第二部の名セリフはやはりこれか?
三成に成りすました嶋村隊長が小早川に裏切りは許さないと釘を刺しに会見するシーン。
いや、笑えた。

すでに戦車もヘリも持って行かれて、何とも心もとない伊庭小隊。
そこへ徳川軍が…
またも、呑気に構えていた自衛隊。
「敵襲ーっ!」
に銃だけ構えて、突っ立ってお出迎え。
またもや指揮官、
「勝てるとは言わぬまでも、負けるとも思えません」
絶句…
そして、夜中に装甲車を壊されました。
どうやって、家康の忍者は機械のキの字も知らないのに破壊する事が出来たのか…

小早川は賢いね。
「おぬし、7万の鉄砲玉を持ってるのか?」と聞いてました。
(もちろん。家康も気付いてるでしょうが)
指揮官、「俺は人の心を踏みにじる奴は許せん」そればっか…orz

一方、島村小隊。
こちらも何だかねぇ…
「生きた証をこの時代に残す」
全く立派なお題目ですが、いかんせん隊長は残り僅かな命。
少々ヤケクソ気味では?
とうとう、大坂城内でクーデター。
三成を切って、「我こそは石田治部少輔三成!」…無茶苦茶や…
嶋村卓也として生きた証を残す気は無かったのでしょうか?

そんな事をして、諸大名がついて来る筈もなく、ついには島左近まで切る羽目に。
ただでさえ、負け戦の運命にある西軍。
確実に数千の兵と島左近という武将を失い、信用も失ってますます不利になった訳だ。
三成を切るにしても、わざわざ戦の前に怒らせて切らなくても、合戦が終ってからでも、合戦の最中に暗殺しても良かったであろうに。

さて、数少ない(嫌味でなく)泣けるシーンが。
伊庭隊長が娘にその姿を重ね合わせて可愛がっていた、おりんちゃんが徳川の将兵に切られてしまった。
同じ年頃の娘を持つ親として、このシーンだけは…弱いんやぁ…

そしてここからは、突っ込み満載。
おりんの死体を抱いたまま、戦場を無傷で徘徊する伊庭隊長。
小早川を東軍につくように仕向け、嶋村隊を窮地に追い込み、その嶋村を救出するべくついに戦闘に参加する伊庭。
しかし、嶋村を置き去りに。
ヘリはむやみに雑兵を虐殺。ようやく本陣を狙えば良い事に気付くも、弾薬が切れて無人の(!)弾薬保管場所に補給しに戻るが、
無防備のヘリ搭乗員は迷彩服(!)の忍者に殺され、ヘリも訳の分からない自爆テロで爆破される。
戦車は生身の人間相手に轢かずにいちいち止まって無駄な砲弾を撃つ。(近すぎるでしょ!&対人に戦車砲使うな!)
深さもわからない池に突っ込んでいく戦車。油で炎上するのか?
「稲垣と脇坂が!」と他の自衛隊員がご丁寧に叫ぶ!
映ってないだけでホントは4人、ちゃんと乗ってると思ってました。
2名で操縦!? ありえないっ!すごいぞおさむちゃん!
銃火器を装備しながら、槍や刀しか持たない雑兵の真っ只中に各自バラバラに突撃。
フルオートで撃ちまくり、タマ切れを起こし次々に、串刺しに…ちゃんと防弾ベスト着けてるのか!
火縄銃ごときで貫通せんぞ!とにかく棒立ちで銃乱射はやめてくれ!

そして戦いは終った。
「太平の世がくるならば良い。裏切り者の誹りなぞ、望む所だ」
「しかし、俺達は知っている。小早川秀秋は平和を切望する立派な武将であることを」
伊庭と小早川の会話である。
ええ話やなぁ…(こんな名シーンを十数分後にぶち壊し)

そして捕まった嶋村隊長は石田三成として処刑。
生きた証って何だったのか?

再び伊庭小隊。
仲間が大量に死んだ後だというのに、プラズマ現象で空が光ったから帰れるとの確信からか、楽しげにキャンプ生活を送る。
そして、笑顔で記念撮影。って、いや、もうええわ。

そして悲しみの時は来た。
全てをぶち壊す最悪のシーン。
「伊庭ーっ!逃げろーっ!」
小早川ーっ!徒歩で来るんじゃねえーっ!


家康軍の突然(彼らにしてみればね)の襲撃。
次々に弓矢で撃たれる。
「ふざけんなー」って隠れもせずに突っ込んだりすんなって…
そして伊庭隊長。
「あいつら、何者だ」って、あんたね…
小早川
「必ず生きろ。余が伊庭を守る!」
てっきり小早川家が全力で身を守るから、とりあえずこの場を切り抜けようって意味と思ったら
秀秋、銃を持って突撃…(泣)意味無ぇ~っ!
そして秀秋死亡。
逆上した伊庭、銃を手にするも矢が喉を貫通。そしてタイムスリップ。
(どうせなら、映画のパクリでいいから、第一部の小早川の襲撃をこちらに持ってきて、伊庭が小早川に殺される方がまだ…)

結局、何をやっても死んじゃうんですね?
「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」
意味無いやん・・・
タイムスリップって、歴史の意思なんてものじゃなくて、単なる自然災害やんか。
何故かサトエリだけが記憶喪失で戻ってきて、悟りのポーズ(意味不明・洒落か?)
伊庭隊長の妻と娘が、神社で父親が400年前に書いた、2人へのアイラブユーの落書きと、認識票&結婚指輪を見つけるシーンも、
涙を誘いました。
しかし、これで冒頭に書いた、パラレルワールド説を見事にぶち壊してくれましたね。
余計に悲しくなりました。

結局、最後に笑ったのは、家族捨てて女と駆け落ちした布施博って、何だかなぁ…

おわり
第一部「やれるもんならやってごらんなさい」

自衛隊の近代兵器の前ではしゃぎ回る、小早川秀秋(藤原竜也)
思わず昔の映画の、長尾景虎(夏八木勲)を思い出した人も多かったでしょうね。
ここでの渡部篤郎の「やれるもんならやってごらんなさい」と「あなたこそ無礼だよ」が私的には第一部の名セリフだと思うのですが。

明治政府によって、狸爺のイメージを植え付けられた徳川家康も、津川雅彦は適役だと思った。
もっとも、徳川家康の真の姿とは、随分違うんだろうな。
自分的には、家康は長男を死なせてしまった事が、後の人生の・・・ま、そのうち別に書くか。
とにかく、役者だけは凄く豪華だね。

しかし、いざ見てみると内容は…
何だか突っ込みどころが満載で、逆に突っ込みにくいんですけど…

「富士山麓の演習地に向かう途中の伊庭明義(反町隆史)、嶋村卓也(渡部篤郎)両2等陸尉率いる陸上自衛隊の2小隊26名が、突然、400年前の琵琶湖畔にタイムスリップした」
と公式ページのあらすじにあったのですが…
おいおい、開始早々、いきなり演習始まってるやんかっ!
すでにかなり弾薬・燃料をかなり消費してタイムスリップしてるなぁ。
いやいや!
最近の自衛隊は戦国時代にタイムスリップする事を想定して、
常に相当の実弾を携行しています! (`・ω・') シャキーン

で、向うの時代ですが、このタイミングで、関ヶ原付近を家康と本多正信がうろちょろして、一体、上杉征伐はどうなった?
特に、本多正信・・・徳川秀忠は放ったらかしですか?
小早川は訳のわからんとこに陣地築いて、何故か石田三成と島左近は大坂城にいるし。
それに、気になったのは皆さんの吐かれる白い息。
関ヶ原の合戦は9月。この時代、寒かったのか?
いや、きっと9月どころか冬まで膠着状態だったのに違いない。
このままでは、1601年になってしまう!
そこで歴史が、自衛隊の投入!、よし、コレで行こう。
(追記:第二部の合戦当日のテロップで9月15日と書かれてた。
人がせっかくフォローしてやってるのに…)

パラレルワールドで片付けるにしても、大阪~関ヶ原の距離が近すぎる!
大坂城でヘリを見た島左近、すぐさま駆け付けてるし。
現実世界での大阪~佐和山間で約100キロ
ヘリの性能は
UH-1
最大速度 : 240km/h
航続距離 : 439km
実用上昇限度 : 5,300m (自衛隊公式より)

大坂城まで2往復してましたよね?

戦車も1往復してました。
74式戦車の燃費がどれくらいかは知りませんが、リッター250m程度ではなかろうか?
とてもとても・・・
第一、この時代に大坂まで戦車の通れる道や橋があるとは思えない。

と言う訳で、この世界は我々の知っている世界とは地形までも大きく違うようです。
そう思わないと、面白くありません。
よし、解決。

さて、死者も出て、いよいよ戦国時代に来た事を認めなくてはならなくなった自衛隊。
陣地構築さえしようとしない。塹壕くらい掘れよ。いや、掘って下さい。
あまりにも不自然すぎます。
「俺が守る!」と鼻息荒い指揮官、女子供にうつつを抜かしております。

「貴様、女が出来て腑抜けになったな」と千葉真一に怒られそうです。
一番の問題は食料。
早速、近隣の村に調達に…
冗談じゃない。
私なら絶対に行きません。
嬉々としながら、野菜を抱えて帰ってきたら、仲間は既に時空の揺り返しで現代に戻ってた…
なんて事になってたら泣くに泣けません!

さて、素人が見てもユルユルの規律の中、案の定、小早川の襲撃に遭い手痛い被害を蒙ります。
そして信じられない事に、指揮官は自分の不甲斐なさを棚に上げて、悔し紛れに拳銃を空撃ちしたり、拳銃を地面に叩きつけたりという
自衛官としてあるまじき行為。

ぶち切れて、家康陣地に乗り込み、7万の家康軍を全滅できるのか?の問いに
「出来る!」と言い切り、家康の恫喝に
「やれるもんならやって見ろ!」と言い放つ。
ハッタリとも思えない、この指揮官。(まぁ、この辺りはドラマですから良いですけど)
こんな上司の下にだけは付きたくないなぁ。

さて、何が何でも歴史不介入の伊庭隊長と影武者家康を暗殺して意気揚々の嶋村隊長とがいよいよ袂を分かちます。
どちらの選択が正しかったのか。
答えは、第2部で判る筈でした・・・

つづく
「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」


それが知りたいから、見てたのに。
結局、教えてはもらえず、1人だけ悟りを開いてドラマは終った。

やはり今度も原作を越える事は出来なかった。
原作では、きちんと演習前の部隊が、トラック25台分の武器・弾薬・燃料を満載し、随分と恵まれた環境の中でタイムスリップ(正確にはパラレルワールドへ向かう訳だが)
伊庭は、緻密な作戦を立て、きちんと装甲車が通れる道を整備しながら、民衆の気持ちを掴み、長尾景虎と天下取りの道を進んでいく。
そして、最後に歴史が何を自分にさせたのかを理解する。
見事に原作での伊庭義明はその歴史のさせようとした事を成し遂げ、歴史の歪みを(?)修正したのだ。

最初に映画化された時は胸を躍らせて、映画館へ向かった。
原作でさえ装甲車だったのに、映画では61式戦車まで登場させる大盤振る舞い(もっとも、自衛隊の協力が得られず、自作の戦車だが)
実際に丸岡城にヘリをベタ付けでホバーリングさせての撮影など、見所は数知れず。役者もそれぞれいい味出してました。
ああ、それなのに。
渡瀬恒彦が造反するわ、千葉真一の伊庭義明はよりにもよって、ただでさえ何人も死んで、戦力手薄なのに、武田騎馬隊に真っ向勝負!
そら、勝てんわなぁ。(いや、一応勝ってるけど)
あまりにも指揮官が強引過ぎました。
そして、最後は・・・
ここでは「歴史に逆らうと殺されますよ」で終りました。
それでは、「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」
という問いの意味が成立しません。
何の為のタイムスリップだったのか?
今回も、同じキャッチフレーズを使ってます。
今度は、何らかの回答が用意されていると期待していました。

つづく

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