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それさえもおそらくは平穏な日々Ⅱ
プロフィール
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せんちゃん
性別:
男性
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技術系
趣味:
スポーツ観戦・史跡巡り
自己紹介:
セレッソ大阪サポーター

遠征の合間に各地の
城跡巡りをするのが楽しみです。
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朝から嫁さんを車で病院へ。
待つわ、待つわ…
しかし、病人って何で皆こんなに元気なのだろう…
待ってる方が病気になりそうだ。
実際、私のほうが気分が悪くなってしまった。
病院でじっと耐えて、早く帰って休みたいってのも何だかなぁ…
問診、レントゲン、血液検査、そして点滴。
けれど、こんなに長い時間を嫁さんと2人で過ごすのもいつ以来だろうか?
以前に肝臓をやられた時に、「今度悪くしたら即入院」と言われていたが、幸いその心配は無いようで2人してほっとする。
それどころか、夕方から随分と元気になっていく…
おいおい、こっちは会社休んでるんですけど…

結局、人形も出してやれずに自分で人形を紙で作っている娘達がいじらしい。
ちょっと出かけてくると言って、ケーキを買ってくる。
それくらいしかしてやれない。
今日は2人して「パパと寝る」と言ってきかない。
せまい布団に2人の娘と入り込み、頃合をみて、担ぎ出す。
そんな我が家の雛祭り?

そして私はこんな時間に何やってんだかなぁ…
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3月3日は雛祭り。
女の子のお祭りな訳だが、今年はとうとう2人の娘の弥生人形も出してやれなかった。
(飾る場所が無くなってしまった)
そして、嫁さんがダウン。
明日は朝から病院に連れて行かねば…
何とか仕事を片付けて休みを貰おうとギリギリまで頑張ったが、出来なかった。
(休んでもいいよと言って貰えたが)

そう言えば、最近はやたらと病院ばかり行ってる気がする。
母の肝炎治療、嫁の体調不良、母の交通事故、そしてまた嫁さん…
まぁ、一度に2人倒れられるよりはマシだが。

娘らにとっては、とんだ雛祭りになりそうだ。
やっぱり、休ませてもらうか…
さて、2月14日
今日は徳川幕府の禁教令を破った、聖・バレンタインの大虐殺のあった日ですね?(嘘)

などと、くだらない事を考えながら、検索してみたら、

正式には「聖バレンタインの日(Saint Valentine's Day)」キリスト教司祭の聖バレンタイン司祭の日。
紀元3世紀、当時のローマ帝国は、兵士の結婚を禁止しましが、当時まだ迫害を受けていたキリスト教のバレンタイン司祭がかわいそうな兵士を見かねて、密かに兵士たちの結婚を手助けしていたのでした。
そのことが皇帝の知るところとなって、司祭は投獄され、紀元270年2月14日に処刑され、この日がバレンタインデーとなりました。

なぁんだ、そうだったのか。
私の説も「当たらずといえども遠からず」ってトコですか?←(全然違います)
第二部「おぃ…全然似とらんぞぉ!」

第二部の名セリフはやはりこれか?
三成に成りすました嶋村隊長が小早川に裏切りは許さないと釘を刺しに会見するシーン。
いや、笑えた。

すでに戦車もヘリも持って行かれて、何とも心もとない伊庭小隊。
そこへ徳川軍が…
またも、呑気に構えていた自衛隊。
「敵襲ーっ!」
に銃だけ構えて、突っ立ってお出迎え。
またもや指揮官、
「勝てるとは言わぬまでも、負けるとも思えません」
絶句…
そして、夜中に装甲車を壊されました。
どうやって、家康の忍者は機械のキの字も知らないのに破壊する事が出来たのか…

小早川は賢いね。
「おぬし、7万の鉄砲玉を持ってるのか?」と聞いてました。
(もちろん。家康も気付いてるでしょうが)
指揮官、「俺は人の心を踏みにじる奴は許せん」そればっか…orz

一方、島村小隊。
こちらも何だかねぇ…
「生きた証をこの時代に残す」
全く立派なお題目ですが、いかんせん隊長は残り僅かな命。
少々ヤケクソ気味では?
とうとう、大坂城内でクーデター。
三成を切って、「我こそは石田治部少輔三成!」…無茶苦茶や…
嶋村卓也として生きた証を残す気は無かったのでしょうか?

そんな事をして、諸大名がついて来る筈もなく、ついには島左近まで切る羽目に。
ただでさえ、負け戦の運命にある西軍。
確実に数千の兵と島左近という武将を失い、信用も失ってますます不利になった訳だ。
三成を切るにしても、わざわざ戦の前に怒らせて切らなくても、合戦が終ってからでも、合戦の最中に暗殺しても良かったであろうに。

さて、数少ない(嫌味でなく)泣けるシーンが。
伊庭隊長が娘にその姿を重ね合わせて可愛がっていた、おりんちゃんが徳川の将兵に切られてしまった。
同じ年頃の娘を持つ親として、このシーンだけは…弱いんやぁ…

そしてここからは、突っ込み満載。
おりんの死体を抱いたまま、戦場を無傷で徘徊する伊庭隊長。
小早川を東軍につくように仕向け、嶋村隊を窮地に追い込み、その嶋村を救出するべくついに戦闘に参加する伊庭。
しかし、嶋村を置き去りに。
ヘリはむやみに雑兵を虐殺。ようやく本陣を狙えば良い事に気付くも、弾薬が切れて無人の(!)弾薬保管場所に補給しに戻るが、
無防備のヘリ搭乗員は迷彩服(!)の忍者に殺され、ヘリも訳の分からない自爆テロで爆破される。
戦車は生身の人間相手に轢かずにいちいち止まって無駄な砲弾を撃つ。(近すぎるでしょ!&対人に戦車砲使うな!)
深さもわからない池に突っ込んでいく戦車。油で炎上するのか?
「稲垣と脇坂が!」と他の自衛隊員がご丁寧に叫ぶ!
映ってないだけでホントは4人、ちゃんと乗ってると思ってました。
2名で操縦!? ありえないっ!すごいぞおさむちゃん!
銃火器を装備しながら、槍や刀しか持たない雑兵の真っ只中に各自バラバラに突撃。
フルオートで撃ちまくり、タマ切れを起こし次々に、串刺しに…ちゃんと防弾ベスト着けてるのか!
火縄銃ごときで貫通せんぞ!とにかく棒立ちで銃乱射はやめてくれ!

そして戦いは終った。
「太平の世がくるならば良い。裏切り者の誹りなぞ、望む所だ」
「しかし、俺達は知っている。小早川秀秋は平和を切望する立派な武将であることを」
伊庭と小早川の会話である。
ええ話やなぁ…(こんな名シーンを十数分後にぶち壊し)

そして捕まった嶋村隊長は石田三成として処刑。
生きた証って何だったのか?

再び伊庭小隊。
仲間が大量に死んだ後だというのに、プラズマ現象で空が光ったから帰れるとの確信からか、楽しげにキャンプ生活を送る。
そして、笑顔で記念撮影。って、いや、もうええわ。

そして悲しみの時は来た。
全てをぶち壊す最悪のシーン。
「伊庭ーっ!逃げろーっ!」
小早川ーっ!徒歩で来るんじゃねえーっ!


家康軍の突然(彼らにしてみればね)の襲撃。
次々に弓矢で撃たれる。
「ふざけんなー」って隠れもせずに突っ込んだりすんなって…
そして伊庭隊長。
「あいつら、何者だ」って、あんたね…
小早川
「必ず生きろ。余が伊庭を守る!」
てっきり小早川家が全力で身を守るから、とりあえずこの場を切り抜けようって意味と思ったら
秀秋、銃を持って突撃…(泣)意味無ぇ~っ!
そして秀秋死亡。
逆上した伊庭、銃を手にするも矢が喉を貫通。そしてタイムスリップ。
(どうせなら、映画のパクリでいいから、第一部の小早川の襲撃をこちらに持ってきて、伊庭が小早川に殺される方がまだ…)

結局、何をやっても死んじゃうんですね?
「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」
意味無いやん・・・
タイムスリップって、歴史の意思なんてものじゃなくて、単なる自然災害やんか。
何故かサトエリだけが記憶喪失で戻ってきて、悟りのポーズ(意味不明・洒落か?)
伊庭隊長の妻と娘が、神社で父親が400年前に書いた、2人へのアイラブユーの落書きと、認識票&結婚指輪を見つけるシーンも、
涙を誘いました。
しかし、これで冒頭に書いた、パラレルワールド説を見事にぶち壊してくれましたね。
余計に悲しくなりました。

結局、最後に笑ったのは、家族捨てて女と駆け落ちした布施博って、何だかなぁ…

おわり
第一部「やれるもんならやってごらんなさい」

自衛隊の近代兵器の前ではしゃぎ回る、小早川秀秋(藤原竜也)
思わず昔の映画の、長尾景虎(夏八木勲)を思い出した人も多かったでしょうね。
ここでの渡部篤郎の「やれるもんならやってごらんなさい」と「あなたこそ無礼だよ」が私的には第一部の名セリフだと思うのですが。

明治政府によって、狸爺のイメージを植え付けられた徳川家康も、津川雅彦は適役だと思った。
もっとも、徳川家康の真の姿とは、随分違うんだろうな。
自分的には、家康は長男を死なせてしまった事が、後の人生の・・・ま、そのうち別に書くか。
とにかく、役者だけは凄く豪華だね。

しかし、いざ見てみると内容は…
何だか突っ込みどころが満載で、逆に突っ込みにくいんですけど…

「富士山麓の演習地に向かう途中の伊庭明義(反町隆史)、嶋村卓也(渡部篤郎)両2等陸尉率いる陸上自衛隊の2小隊26名が、突然、400年前の琵琶湖畔にタイムスリップした」
と公式ページのあらすじにあったのですが…
おいおい、開始早々、いきなり演習始まってるやんかっ!
すでにかなり弾薬・燃料をかなり消費してタイムスリップしてるなぁ。
いやいや!
最近の自衛隊は戦国時代にタイムスリップする事を想定して、
常に相当の実弾を携行しています! (`・ω・') シャキーン

で、向うの時代ですが、このタイミングで、関ヶ原付近を家康と本多正信がうろちょろして、一体、上杉征伐はどうなった?
特に、本多正信・・・徳川秀忠は放ったらかしですか?
小早川は訳のわからんとこに陣地築いて、何故か石田三成と島左近は大坂城にいるし。
それに、気になったのは皆さんの吐かれる白い息。
関ヶ原の合戦は9月。この時代、寒かったのか?
いや、きっと9月どころか冬まで膠着状態だったのに違いない。
このままでは、1601年になってしまう!
そこで歴史が、自衛隊の投入!、よし、コレで行こう。
(追記:第二部の合戦当日のテロップで9月15日と書かれてた。
人がせっかくフォローしてやってるのに…)

パラレルワールドで片付けるにしても、大阪~関ヶ原の距離が近すぎる!
大坂城でヘリを見た島左近、すぐさま駆け付けてるし。
現実世界での大阪~佐和山間で約100キロ
ヘリの性能は
UH-1
最大速度 : 240km/h
航続距離 : 439km
実用上昇限度 : 5,300m (自衛隊公式より)

大坂城まで2往復してましたよね?

戦車も1往復してました。
74式戦車の燃費がどれくらいかは知りませんが、リッター250m程度ではなかろうか?
とてもとても・・・
第一、この時代に大坂まで戦車の通れる道や橋があるとは思えない。

と言う訳で、この世界は我々の知っている世界とは地形までも大きく違うようです。
そう思わないと、面白くありません。
よし、解決。

さて、死者も出て、いよいよ戦国時代に来た事を認めなくてはならなくなった自衛隊。
陣地構築さえしようとしない。塹壕くらい掘れよ。いや、掘って下さい。
あまりにも不自然すぎます。
「俺が守る!」と鼻息荒い指揮官、女子供にうつつを抜かしております。

「貴様、女が出来て腑抜けになったな」と千葉真一に怒られそうです。
一番の問題は食料。
早速、近隣の村に調達に…
冗談じゃない。
私なら絶対に行きません。
嬉々としながら、野菜を抱えて帰ってきたら、仲間は既に時空の揺り返しで現代に戻ってた…
なんて事になってたら泣くに泣けません!

さて、素人が見てもユルユルの規律の中、案の定、小早川の襲撃に遭い手痛い被害を蒙ります。
そして信じられない事に、指揮官は自分の不甲斐なさを棚に上げて、悔し紛れに拳銃を空撃ちしたり、拳銃を地面に叩きつけたりという
自衛官としてあるまじき行為。

ぶち切れて、家康陣地に乗り込み、7万の家康軍を全滅できるのか?の問いに
「出来る!」と言い切り、家康の恫喝に
「やれるもんならやって見ろ!」と言い放つ。
ハッタリとも思えない、この指揮官。(まぁ、この辺りはドラマですから良いですけど)
こんな上司の下にだけは付きたくないなぁ。

さて、何が何でも歴史不介入の伊庭隊長と影武者家康を暗殺して意気揚々の嶋村隊長とがいよいよ袂を分かちます。
どちらの選択が正しかったのか。
答えは、第2部で判る筈でした・・・

つづく
「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」


それが知りたいから、見てたのに。
結局、教えてはもらえず、1人だけ悟りを開いてドラマは終った。

やはり今度も原作を越える事は出来なかった。
原作では、きちんと演習前の部隊が、トラック25台分の武器・弾薬・燃料を満載し、随分と恵まれた環境の中でタイムスリップ(正確にはパラレルワールドへ向かう訳だが)
伊庭は、緻密な作戦を立て、きちんと装甲車が通れる道を整備しながら、民衆の気持ちを掴み、長尾景虎と天下取りの道を進んでいく。
そして、最後に歴史が何を自分にさせたのかを理解する。
見事に原作での伊庭義明はその歴史のさせようとした事を成し遂げ、歴史の歪みを(?)修正したのだ。

最初に映画化された時は胸を躍らせて、映画館へ向かった。
原作でさえ装甲車だったのに、映画では61式戦車まで登場させる大盤振る舞い(もっとも、自衛隊の協力が得られず、自作の戦車だが)
実際に丸岡城にヘリをベタ付けでホバーリングさせての撮影など、見所は数知れず。役者もそれぞれいい味出してました。
ああ、それなのに。
渡瀬恒彦が造反するわ、千葉真一の伊庭義明はよりにもよって、ただでさえ何人も死んで、戦力手薄なのに、武田騎馬隊に真っ向勝負!
そら、勝てんわなぁ。(いや、一応勝ってるけど)
あまりにも指揮官が強引過ぎました。
そして、最後は・・・
ここでは「歴史に逆らうと殺されますよ」で終りました。
それでは、「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」
という問いの意味が成立しません。
何の為のタイムスリップだったのか?
今回も、同じキャッチフレーズを使ってます。
今度は、何らかの回答が用意されていると期待していました。

つづく
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